S-94

S-94

Shozin Fukui | 2009年 | 30分 | DVD | OmU

Nozomi Hatsuki, Yuko Tatsushima, Yuya Ishikawa

2010年、殺人ウイルス“S-94”の爆発的な感染が発生した。致死率90%を超えるS-94によって人々は血を吐きながら次々に死んでいき、人類はほ ぼ死滅の状態にあった。
 奇跡的に生き残った美羽(創木希美)は地下シェルターの中で暮らし、生存者を求めて無線機での呼びかけを続けていた。応答は1度もなかったが、美羽は、 どこかに生存者がいることを信じ、男と出会い子孫を残すことに執念を燃やしていた。  一方、美羽とともにシェルターで暮らすアイス(立島夕子)は、生存者などいるわけがないと美羽を嘲笑う。すでに希望を失っっているアイスだが、ひとりで は死ぬことができず、美羽を道連れに死のうとして衝突を繰り返していた。
 そんな中、無線機から突然男の声が聴こえてきた。助けを求める男の声に、防護服とマスクを身につけた美羽はバイクを走らせ、無人の街で周馬(石川ゆう や)の姿を見つける。

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 S-94に侵された外界で、マスクもなしに生きていた周馬。彼はS-94に感染しても死なない抗体の持ち主だったのだ。周馬に人類の希望を見出す美羽。 だが、感染を防ぐため、シェルターの中でも美羽とアイスはマスクと防護服を外すことができない。その状況に耐えられなくなったアイスは錯乱してマスクを外 すが、死ぬことはなかった。アイスもまた抗体の持ち主だったのだ。
 ひとり防護服とマスクをつけ続けなくてはならない美羽は、男がすぐそばにいながら子孫作りをすることができず、焦燥感を募らせていく。一方、周馬とアイ スは惹かれあっていき、周馬の出現により変化していく美羽とアイスの関係。そして――。

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第18回ハンブルク日本映画祭は2018年5月23日から5月27日にかけて開催されます。

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