序の舞

序の舞

中島貞夫 | 1984 | 130 | 16mm | OmdU

3001-Kino で朝食を

『序の舞』は5月31日(日)に朝食セットで上映されます。コーヒーにクロワッサン、また、日本食のお楽しみも用意してあります。
映画には、『序の舞』の中島貞夫監督もスペシャルゲストで登場!
名実ともに《おいしい》プログラムです。お見逃しなく!!

朝食は3001-Kino前庭にて10時から、映画の上映は11時からです。

序の舞

 
日本人女性として初めて文化勲章を授与された上村松園の生涯を描いた映画。宮尾登美子の原作を中島監督が完璧に映像化しました。物語りは、幼い松園が絵の才能を見出されるところから始まり、成長とともに起こりうる師との憎悪愛、また、明治期の男性優位の社会に屈せず画業を貫く松園とそれを支えた母の生き方が活写されています。主演は名取裕子。偏見に負けず、凛と生きる女性の生き様を見事に演じています。

『序の舞』は江戸時代の伝統を受け継ぐ美人画で、かんざしや鹿子の浮き出るような表現は、精緻を極めた松園の代表作の一つです。重要文化財に指定されています。

中島貞夫 『不条理と反抗』

中島貞夫氏は1934年、千葉に生まれる。60年代『893愚連隊』で注目され、その後、時代劇映画、また、ヤクザ映画全盛期においては実録路線の巨匠として活躍しました。映画の題材は多岐にわたりますが、その根底には常に「人間とは何か?」という問いかけがあり、それが時代を超え、幅広い年代層に親しまれる所以ともいえます。
JFFHの特別プログラム『不条理と反抗』では、社会が強要する運命に背いて不条理な戦いを挑む主人公を描いた70年代の実録シリーズから、『狂った野獣』と『脱獄・広島殺人囚』を、また84年制作の、男性優位の芸術分野に己の才能を凛と咲かせた女性画家、上村松園の生涯を描いた『序の舞』、これら3本を上映いたします。
上映の際は、ゲストの中島監督が自ら映画の紹介をしてくださいます。この貴重な機会をお見逃しなく!

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第18回ハンブルク日本映画祭は2018年5月23日から5月27日にかけて開催されます。

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